
全国食肉事業協同組合連合会(村上幸春会長)は25日、東京都港区のグランドニッコー東京台場で令和8年度通常総会を開催。二川隆一副会長(写真)を議長に進められた議事では、8年度の事業計画などを決定した他、任期満了に伴う役員選挙では総会終了後の理事会で二川氏を新会長に選出した。また、新規会員として沖縄県食肉事業協同組合の加入が承認された。
倉持繁夫副会長による開会の辞に続き、主催者を代表し村上会長は「昨今の食肉業界を取り巻く情勢は、諸物価の高騰に加え慢性的な人手不足もあって大変厳しい状況が続いている。さらに円安はもとより中東情勢をはじめとする世界情勢の不安定かつ不透明感が強まっている。こうした中、全肉連としても各道府県肉連と連携し、これまでより組織力の一層の活気が求められている。引き続き農林水産省をはじめ関係団体のご指導の下、会員と一致団結し食肉業界の発展に努めてまいりたい」とあいさつ。
来賓祝辞では農水省畜産局食肉鶏卵課の伊藤大介課長、独立行政法人農畜産行振興機構産業の天羽隆理事長、公益社団法人日本食肉協議会の本川一善会長がそれぞれの立場から祝いの言葉を贈呈した。来賓紹介に続き、新たに県肉連会長に就任した山梨県食肉事業協同組合連合会の斎藤義一会長を紹介。二川副会長を議長に進められた議事では、令和7年度事業報告および決算関係書類承認、8年度事業計画決定、同収支予算案および会員の賦課ならびに徴収方法、同借入金の限度額決定、理事報酬の限度額決定、役員選挙について審議し、いずれも原案通り可決した。
その他の事項としては沖縄県食肉事業協同組合の新規加入が承認され、同組合の岸本勇理事長が謝辞。また、8年度全国会長会議は10月下旬に東京都で開催する。最後に中野直幸副会長が閉会のあいさつを述べ総会を終了した。
その後、別室で木村元治専務の議案進行により第3回理事会を開催。通常総会で承認を得た理事のうち会長、副会長、専務理事、常務理事を選任し、二川氏を新会長に選出した。二川新会長は「この度、村上会長の後任として新会長に選出されたが、これまでのご尽力に敬意を表したい。昨今の食肉業界を取り巻く情勢は諸物価の高騰に加え、慢性的な人手不足などがあり、大変厳しい状況が続いている。こうした状況の中、微力ではあるが関係各位と一致団結し、関係機関のご指導の下、食肉業界発展のため努力する」と就任の抱負を述べ、会長職を努めてきた村上氏は「全肉連会長に就任して3年が経過したが、この間、皆さま方の温かいご支援、ご指導により何とか重責を果たすことができた。改めて心より感謝したい。食肉業界を巡っては厳しい状況が続いているが、引き続きこれまで以上のご協力をお願いしたい」と感謝の言葉を述べた。
役員改選による主な新体制は次の通り。
会長 二川隆一、副会長 倉持繁夫、中野直幸、清田浩徳、専務理事 木村元治、常務理事 石岡晃一、加藤功、吉岡浩人、町谷修二